新井康平

米大学/大学院を卒業後エンジニアで働きたいならTripleByteを使ってみよう

この記事では、僕が転職するさいに使用したTripleByteを紹介します。TripleByteの良い点は以下のとおりです:

  • レジュメをアップロードする必要がない
  • スクリーニングにパスすれば、複数の会社から面接の招待が来る

シリコンバレー、ニューヨーク、シアトル、ロスアンゼルスで展開しています。田舎の大学で大都市の会社にアプローチしづらい、職歴がなく面接にたどりつけないという方におすすめです。面接の練習としても使えます。

Uber, Apple, Robinhood, Box, Twitch, Evernoteなども使用しており、これらの会社に挑戦できる可能性がある非常に優れたサービスです。

Disclaimer

日本人が海外で働く際にはビザが必要になります。TripleByteは次の条件のうち一つを満たす必要があります。ご了承ください。

  • カナダ/メキシコ/シンガポール/チリ/オーストラリア出身の方
  • H-1Bビザをすでに持っている方
  • STEMメジャーをF1ビザで専攻し、OPT extensionが適用される方
  • アメリカ市民、もしくはグリーンカード持ち

TripleByteのFAQ・ビザは必要ですか?

Do I need a work visa?というFAQも用意されています。

既存のリクルーティングプロセスの問題

既存のプロセスでは会社の求人サイトで応募します。応募する会社ごとに、履歴書をアップロードし、実績を入力したりということを繰り返します。会社側は応募に来た候補者をすべてふるいにかけなくてはいけません。計算量でいうとO(N)です。

TripleByteはこの最初のプロセスを肩代わりします。候補者のスキルを測り、パスしたものだけが就職活動を行えます。こうすることで

  • 候補者はTripleByteを通して、複数の面接に行けます。
  • 会社は実力が測られた候補者を、従来の労力を使わずに面接できます。

というWin-Winの状況を作ることができます。就職が決まるとオファーを出した会社はTripleByteに給与のX%を払います。これにより、候補者は無料で利用することができます。

TripleByteの仕組み
TripleByteの仕組み

2015年にスタートし、2019年4月には3500万ドルの資金調達を行いました

スクリーニング

スキルを測るスクリーニングは2つにわけられます。

  1. テクニカルクイズ
  2. 2時間の電話面接

テクニカルクイズは30分ほどで終わる4択問題です。基本的なプログラミング、ウェブ開発、基本的なアルゴリズム、システムデザインなどのトピックから出題されます。例えばこんな問題。

テクニカルクイズの一例

これは練習問題です。これを解くとメールアドレスが求められ実際のクイズが始まります。進む前にキャリアの選択を求められ、どれを選ぶかでクイズの内容が若干変わります。筆者がやったときはフロントエンド、モバイル、希望なしの3つの選択肢が用意されてました。興味がある方はこちらから始められます。

テクニカルクイズをパスしたあとは2時間の電話面接です。準備するためのリンクが送られ、候補者のタイミングで受けることができます。僕はフロントエンドエンジニアを選択していたので、以下の構成でした。

  1. ミニプロジェクト (60分)
  2. 一問一答 (30分)
  3. システムデザイン (30分)

ミニプロジェクトはモニターを共有して、コードを書きながら行うプロジェクトです。フロントエンドの場合、相手が求めるアプリケーションを作成します。5つタスクがあり、それらを自分の考えを説明しながら実装していきます。

一問一答ではウェブ開発に関するあらゆることが聞かれます。これは事前に送られる教材リンクを読み込んでおけば大体答えられます。

システムデザインは大規模なシステムを作る際に、どういう構成にするかのディスカッションです。あまり経験がなくうまく答えられませんでした。

スクリーンをパスすると

これらのスクリーニングをパスすると、職歴やどこで働きたいかの希望を提出します。TripleByteからお祝いの品も届きます。

ピッチコール

スクリーニングをパスしたあとはピッチコールです。これは僕のプロフィールやスクリーニングの結果を見て、連絡してきた会社と30分話すための時間です。

この30分で相手の事業内容やエンジニアリングカルチャー、求めてるポジションなどを話し、オンサイト面接に進むかを判断します。自分から会社へファボして気になってることを伝えることも出来ます。Striple, Asana, Instacart, Boxなどをファボしましたが、連絡は来ませんでした。

ピッチコールがスケジュールされた様子
ある日のピッチコールのスケジュール

約15件ほどの会社と話し、3社オンサイト面接へ進みました。その中には日本でよく使われているMercariもありました。

給与交渉

オンサイト面接を経て、オファーがもらえると給与交渉です。TripleByteはすべてのオファーの年収データをもっています。それらを用いてどんな経歴の候補者が、どれくらいもらってるかを知れるツールを公開しています

ツールによるとTripleByteを通して出るオファーの平均年収は$149Kで、中央値は$146Kです。このツールはストックオプションやボーナスを除いた年収でデータを取っています。

TripleByteを通して出るオファーの基本年収

例えばFull-Stackエンジニアで、経験年数が3-5年で、転職した会社のサイズが251人以上の場合、平均値は$164K/中央値は$162Kになります。

ull-Stackエンジニアで、経験年数が3-5年で、転職した会社のサイズが251人以上の場合の基本年収

これらのデータを使って給与交渉に臨むといいでしょう。また、スクリーニングをパスするとアドバイザーがつくので、彼/彼女らに給与交渉の方法などを相談するのもおすすめです。

リファーリンク

TripleByteが気になった方は以下のリンクからサインアップして、ぜひ挑戦してみてください。TripleByte referral link

Twitterで相談を受け付けています。TripleByteのことでわからないことがあったらDMでご連絡ください。参考までに転職中に使っていた僕の履歴書と、就活体験記を置いときます。履歴書はzetyで作りました。

シェアボタン


Kohei Arai
シリコンバレーで働くエンジニア。
17で渡米。アメリカの大学でコンピュータサイエンス学士を取得。
Twitterは@koheiarai94